
Columnコラム
《前回の続き》ダイエットの停滞期③~停滞期の原因(脂肪細胞の大きさ)

【美容&健康コラム】 2022.8.5 Vol,77
管理栄養士 岩田 潤一郎先生
前回は
ダイエット中に停滞期を引き起こす原因のうち
(2)ホメオスタシス(生体恒常性)の働き
についてお話しましたが、
今回は最後の三つ目
(3)分解が遅い大きな脂肪細胞が残っている
について解説していこうと思います。
※前回の投稿はこちら
(3)分解が遅い大きな脂肪細胞が残っている
食後内臓や筋肉で使われなかった糖質や脂質は
全て残らず脂肪細胞に入り”体脂肪”として貯えられます。
脂肪細胞は体脂肪を貯蓄する風船のようなものです。

過剰な糖質や脂質は脂肪細胞をどんどん膨らませ
容量が限界になると細胞分裂し新たな脂肪細胞が誕生します。
できたばかりの脂肪細胞は小さいですが
過食を続けていると小→中→大へと肥大化していきます。
そしてこの大きくなった脂肪細胞は
小・中サイズに比べて分解が遅い
=減りにくくなることが分かっています!
ダイエットを始めると
まずは小・中サイズの脂肪細胞内の体脂肪から減っていきます。
大サイズでも体脂肪は減っているのですが
とにかく分解速度が遅いです(-_-;)
1~2カ月ダイエットを続けると
小・中サイズの脂肪細胞は空になり大サイズの体脂肪だけが残ります。
脂肪分解が遅い大サイズだけが残るということは…
そう【停滞期の到来】ですね!

実際は少しずつ減っているのですが
急にスピードが落ちるので停滞期と感じる方が多いのです。
というわけで
三回に渡りダイエット停滞期の原因
(1)エネルギー不足で基礎代謝が下がっている
(2)ホメオスタシス(生体恒常性)の働き
(3)分解が遅い大きな脂肪細胞が残っている
についてお話ししてきましたが、
「早く停滞期の乗り越え方教えて!」
という声が聞こえてきそうなので
いよいよ次回から【停滞期の解消方法】を
解説していこうと思います☝️